中絶手術について

妊娠中絶のお悩み

妊娠したかもしれないと思ったらまず実際に妊娠しているか、その妊娠が正常な妊娠かを早めに確認する必要があります。
様々な理由で妊娠が継続できない場合は、一人で悩まずご相談下さい。

妊娠中絶手術について

当院で行える人工妊娠中絶は、妊娠9週未満の初期にのみ対応しております(双胎【双子】の中絶手術は7週未満)。
合併症がある場合は対応出来ない事がございます。またB・C型肝炎など、感染症のある方は対応しておりません。ご了承ください。
母体保護法指定医師である院長が手術を行います。
原則として子宮に傷をつけにくい吸引法で行いますので、子宮の入り口をあらかじめ開いておく前処置がありません。当院では常に超音波を確認しながら手術を行いリスクを極力減らすようにしております。
手術は10~15分程度で、術後1.5~3時間ほど院内にてお休みになってからお帰り頂く事ができます。
当日、ご自身での自転車や車の運転はお控え下さい。

静脈麻酔について

初期に行う人工妊娠中絶手術では、静脈麻酔を用います。静脈麻酔は全身麻酔ですから、痛みを感じることはなく手術を受けられます。手術室では点滴を行い、全身の状態を厳密に監視しながら適切なコントロールを行い、安全に配慮した麻酔を行っています。手術終了後、数分したら目が覚めてきますが、手術自体の記憶が残ることはありません。安心してお任せください。

診察の流れ・費用

1予約の上来院して下さい

正常妊娠かどうかの確認、大きさの確認、手術についての説明、感染症検査や術前検査など必要な診察を行います。
当院では、血液検査で貧血、HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、血液型を調べ、内診検査で超音波検査、子宮頸がん検査を行います。
安全に手術するために異常がないか検査いたします。

手術前検査費用

22,000円(税込)

2手術当日

当日夜の0時頃より一切飲食禁止です。8:50~9:00までに来院していただきます。(時間厳守)
これは静脈麻酔をする上で胃に内容物があると、手術中無意識に嘔吐した物を吸い込んでしまい、窒息などの原因になってしまう危険があるためです。
手術は15分程度で終了します。術後約3時間休んで頂いた後、帰宅となります。

手術費用 143,000円(税込)
※双胎(双子)・双角子宮・既往帝王切開など手術の難易度が高い方は割増しとなります 165,000円(税込)
3術後診察

手術1週間後に外来にて診察致します。診察代は手術費用に含まれます。

未成年の方へ

未成年の方へ未成年の人工妊娠中絶手術には、保護者の同意書が必要になります。手術は心身に大きな負担をかけるため、保護者の方のサポートが大きく役立ちます。できれば最初に受診される時にも保護者同伴でいらしていただけると安心できます。ただし、できるだけ早く受診することが特に重要ですから、まずはお一人でいらしていただいてももちろん構いません。
パートナーが未成年という場合では、パートナーの保護者の同意書が必要になります。こうした手続きにしり込みして先送りしてしまったり、悩んでしまって受診タイミングが遅くなると、心身にもっと大きな負担をかける手術や手続きが必要になってしまいます。「妊娠したかもしれない」と思ったらとりあえずいらしてください。当院では親身にお話をうかがって、必要な検査や手続き、手術内容などについてもわかりやすくご説明しています。温かく、優しく迎えてお気持ちを支えながらご相談いたしますので、なにも心配せずにご来院ください。

できるだけ早く受診することが重要です

妊娠していたらどうするか決めてからではなく、「妊娠したかもしれない」と思ったらすぐにいらしてください。妊娠しているかどうかをまず婦人科専門医にしっかり確認してもらうことはとても重要です。それによってご自分によってより良い選択を早い時期に決めることができます。受診を先送りしても良い結果につながることはひとつもありません。結果的に中絶手術を選んだ場合でも、後になればお身体への負担が大きくなりますし、ホルモンバランスの回復にも時間がかかります。また中期中絶手術では届出などの手続きが必要になります。そのタイミングも逸してしまった場合は中絶手術ができなくなります。お気持ちへの負担も先送りするごとに大きく増えてしまいます。

こんな方はできるだけ早くご相談にいらしてください
「生理が遅れているだけかも」
「明日、生理が来るかもしれない」
「どうしたらいいか決まらない」
「どうしたらいいかわからない」
「誰に相談したらいいのかわからない」
「誰かに相談するのが怖い」

どうするか決めてからではないと受診できないということはありません。また、妊娠を考えていなかった場合や、生理がもともと不規則な方は妊娠に気付くのが遅くなりやすく、より早い受診が必要です。妊娠していない場合にも受診して確認することでお悩みから早く解放されます。また、確実性の高い避妊について専門的なアドバイスも受けられます。
「妊娠したかもしれない」と感じたら、できるだけ早くご相談にいらしてください。

受診のタイミング

月経予定日を1週間過ぎても生理が来ない場合は、市販の妊娠検査薬を利用するか、婦人科を受診して尿検査を受けます。
市販の妊娠検査薬で陽性となったら、できるだけ早く婦人科を受診します。
婦人科受診で陽性となり、どうするか迷っている場合や中絶を考えている場合には、「どうしたらいいのか迷っている」「中絶を考えている」ことを医師にお伝えください。

中絶手術のよくある質問

中絶手術前

持病があって普段薬を飲んでいます。手術日の朝もお薬を飲むべきですか?

薬によって、手術当日朝の服用が必要なもの、休薬が必要なものがあります。また麻酔薬など手術に必要な薬剤も普段飲んでいるお薬に影響を受ける可能性があるため、適切な処方を行う意味でも普段どんなお薬を飲まれているかを医師が知ることは不可欠です。事前受診の際にお薬手帳を必ずご持参ください。お薬手帳がない場合、普段服用しているお薬をすべて持ってきてください。

費用や手続き

必要な費用はあらかじめはっきりわかりますか?

中絶手術は健康保険に適用されないため、自費診療です。当院では、必要な費用がはっきりわかる費用体系を用意しています。よほど例外的なことがない限り、基本的にその費用体系以外の費用が発生することはありません。

同意書や手術費用が用意できるか不安です。

手術では同意書と手術費用は絶対条件であり、どちらかでも欠けると手術ができません。費用に関しては、当院ではクレジットカード決済のご利用も可能です。

同意書はどんなものですか?

成人の方の場合、ご本人とパートナーの署名がある同意書が必要です。ただし、パートナーの死亡、強姦・レイプによる妊娠、パートナーが行方不明といったケースでは、警察の届け出の上パートナーの署名がない妊娠中絶手術が可能となることもあります。

未成年と同意慮

保護者の同意書とパートナーの同意書が必要です。パートナーが未成年の場合は、パートナーの保護者から同意書に署名いただく必要があります。ご本人とパートナーの両方が未成年の場合は、ご本人とご本人の保護者、パートナーとパートナーの保護者という合計4人の署名が必要になります。

付き添いは必要ですか?

パートナーの付き添いや立ち合いは特に必要ではありません。ただし、術後のご帰宅の際にふらつきなどが起こる可能性がゼロではないため、ご家族やご友人の送迎があると安心です。

未成年の中絶手術では、親の付き添いが必要ですか?

携帯電話番号などがわかっていて、すぐに保護者へ連絡できる場合には、付き添いがなくても手術可能です。

お身体の状態に関するもの

授乳中に手術を受けるのですが、術後はいつ頃から授乳再開できますか?

体質などに合わせて使用する麻酔薬の内容などが変わるため、授乳再開可能なタイミングには個人差があります。医師の許可が出てから再開するようにしてください。

双子を妊娠していると言われました、そちらでの手術は可能ですか?

週数や体調に問題がなければ可能です。但し料金が異なります。

妊娠検査薬使用のタイミングはいつが適切ですか?

適した時期の少し前に検査すると、実際には妊娠しているのに陰性になるケースがあります。基本的に月経予定日の1週間後には市販の妊娠検査薬で検査可能です。慎重に確かめるには、産婦人科を受診するか、検査で陰性が出た1週間後にもう1度市販の妊娠検査薬を使って調べてみてください。

しばらくは手術スケジュールを作るのが難しいのですが、いつまでの手術が望ましいですか?

当院では妊娠9週未満までの初期中絶が可能です。それ以降の手術をお受けすることはできません。手術は早い時期に受ければ心身への負担を軽くできるため、まずは受診して正確な週数を確かめてもらいましょう。

妊娠初期は流産しやすいため、あまり早いより少し待ってからの手術がいいと聞きました。本当ですか?

手術に適した妊娠週数は、短いほど心身への負担が少なく、ホルモンバランスの早い回復を見込めます。後になるとお身体へのご負担が増え、公的機関に届出が必要になるなどお気持ちへの負担も大きくなります。医師との相談はできるだけ早いタイミングで行うと手術日の選択肢がそれだけ増えます。しっかり相談して、最適なスケジュールに決めましょう。

手術後1週間以内に出張や旅行にどうしても行く必要があって時期に迷いがあります

普段の体調や妊娠週数によって術後の経過は大きく変化します。術後、診察を受けて身体の状態を確認した医師の判断に従ってください。

中絶手術自体に関するもの

手術は痛みがありますか?

静脈麻酔を行うため手術中の痛みはありませんし、手術中は眠っている状態ですから手術のことも記憶に残りません。手術を担当するのは母体保護法指定医として数多くの手術を行ってきている院長ですので、ご安心ください。

中絶手術自体はどのくらい時間がかかりますか?

当院では妊娠9週未満までの初期中絶手術を行っており、手術自体は10~15分で終わります。手術後は麻酔がしっかり覚めるまで1.5~3時間ほどベッドで横になってお休みいただきます。その後、状態を確認してからのご帰宅です。

麻酔が効きにくいので、不安があります

体質や病歴、年齢、体重などに合わせてきめ細かく処方した薬剤を使い、手術中は厳密に全身管理を行っています。これにより、麻酔が効かないということはありません。また、途中で覚めてしまうこともありません。

初期中絶手術の手法を教えてください

当院では吸引法を用いた初期中絶手術を行っています。これは、WHOが『安全な中絶ガイドライン』で推奨している手法です。

手術の後、強い下腹部痛が現れました

処方している痛み止めを内服して下さい。落ち着かない場合は、当院はお問い合わせ下さい。

手術後の出血が心配です

術後1週間はある程度の出血があります。出血は少しずつ減っていきますが、出血量などに関しては個人差があります。たとえば、おりものに軽く混じる程度から生理2日目のような出血が続くなど量もさまざまですし、出血の続く期間も2~4週間と個人差が大きくなっています。目安として通常の生理より出血量が多く、それが何日も続く場合には受診してください。

中絶手術後の診察など

絶対に受けるべき手術後の診察はありますか?

手術1週間後の診察はその後の健康を保つためにも不可欠ですから、必ず受診してください。診察では出血の程度や下腹部の痛みなどのチェックを行って子宮の状態を確認します。運動や入浴の再開など個人差が大きい事柄に関してもきめ細かくご相談可能です。またそれ以外の時も、お身体に関して不安や心配なことがありましたら気軽にいらしてください。

術後のシャワーや入浴はいつから可能になりますか?

シャワーは当日から可能です。お湯に浸かる入浴は術後1週間程度してから可能になります。サウナやプール、温泉は手術から1ヶ月後以降に可能になります。

仕事復帰はいつ頃が望ましいですか?

手術後、2~3日はご自宅で安静を保つのが理想です。翌日の仕事はデスクワーク程度でしたら可能ですが、出血や痛みのリスクが上昇してしまいます。また、仕事を再開しても痛みや発熱、出血がある場合には当院までご相談ください。

体調が戻るまでにどのくらいかかりますか?

手術後に妊娠モードだったホルモンバランスが通常モードに戻りますが、完全に戻るまでには数週間程度かかります。ホルモンバランスが戻るまでは体調を崩しやすく、疲れがたまりやすいので余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

手術後、睡眠をうまくとれません

ホルモンバランスの崩れやストレスによって手術後は睡眠障害が起こりやすいとされています。なかなか眠れない、眠ってもすぐ目覚めてしまう、眠っても疲れがとれない、昼間に強い眠気に襲われるなどが起こっても、ほとんどは2週間程度で改善していきます。2週間以上、こうした状態が続くようでしたらご相談ください。

手術後、妊娠できるのはどのくらい先ですか?

手術直後から妊娠は可能です。ただし、手術で子宮内膜に細かい傷ができている可能性がありますし、術後は感染リスクが高いため約2週間が過ぎるまでの性交渉は控えてください。できるだけ早く妊娠したいという場合でも、手術後に数回の生理があってから妊娠するよう計画することをおすすめしています。術後1ヶ月後、3ヶ月後の受診で子宮の状態を確認できますので、妊娠を考えている方、子宮の状態が気になる方はご相談ください

手術後、性交渉はいつから可能ですか?

手術直後でも妊娠することがありますし、感染しやすい状態ですから、手術後2週間は性交渉を控えてください。また再度のご希望されない妊娠を避けるために、女性が自分の決断で避妊できる低用量ピルや避妊リングなどの避妊方法についてもご説明しています。お気軽にご相談ください。

飲酒はいつから可能ですか?

出血がある間はもちろん禁酒です。また、出血がなくなっても医師の許可が出るまではアルコールを控えることが望ましいため、ご相談ください。

低用量ピルの服用タイミングは手術後いつですか?

術後最初の月経初日からの服用開始をおすすめしています。それまでの間はコンドームなどで避妊をしてください。これまで処方を受けていなかった方にも、ご希望があれば処方していますので気軽にご相談ください。

中絶手術で将来妊娠しにくくなるのではと心配です

中絶手術を受けた方が妊娠しにくくなる可能性はゼロではありませんが、これは子宮内膜が薄くなってしまうことなどが主な原因であり、術後の感染、癒着、中絶手術を繰り返すなどによって起こる可能性があります。術後に安静などの制限をしっかり守ることでこうしたリスクを低くすることができます。当院では、器具の洗浄や殺菌をしっかり行い、母体保護法指定医であり手術経験が豊富な院長が丁寧な手術を行うことでさらにリスクをゼロに近づけるようにしています。また、必須の1週間後の診察だけでなく、1ヶ月後、3ヶ月後など定期的な検診で子宮などの状態をしっかり確かめ、良い状態を保って妊娠できるよう産婦人科医として全面的なバックアップも可能です。不安がありましたら遠慮なくご相談ください。

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